島崎藤村と姪こま子の関係は?生い立ち•娘の行方•「新生」の内容とは

こんにちは!ポッポです!

今日は明治から昭和に活躍した作家の島崎藤村とその姪こま子についてお話します。

島崎藤村といえば中学の時に『初恋』を習いました。
文語定型詩だとかなんとか習いましたが、爽やかで少し甘〜い詩がいいなと思ったのを覚えています。

でも改めて見てみると、「思わず漏らしたため息がかかって、君の髪が揺れる」とあります。
え?近すぎない?

気になって調べると、島崎藤村は姪と関係を結んでいたという
漫画みたいな人生を送った人でした。

姪も、叔父と色々ありながらも活動家として人生を送ります。

中学の先生はそんなこと教えてくれませんでした。

確かに微妙なラインですが、教えた方が中学生が興味を持って勉強するのでは?笑

それではさっそくみていきましょう!

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島崎藤村について

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島崎藤村
誕生 1872年3月25日(明治5年2月17日)
死没 1943年8月22日(昭和18年8月22日)
出身地 現在の岐阜県中津川市馬籠

ロマン主義の作家が集まる文芸誌「文学界」に参加した。
ロマン主義の詩人として『若菜集』などを出版し、その中に代表作『初恋』が含まれる。

家系は平安から続く三浦氏に関係があり、戦国大名に仕えた先代が島崎藤村出身地に移動した。
父は国学者で、6歳より父から『孝経』や『論語』を学ぶ。

なんだか堅そうなお家ですね。

学校卒業後、『女学雑誌』に訳文を寄稿するようになる。
20歳の時に明治女学校高等科英語科教師となる。

一方で、教え子の佐藤輔子を愛し、教師として自責のためキリスト教を棄教し、辞職する。
1894年(明治27年)、女学校に復職したが、交友を結んでいた透谷が亡くなる。
さらに兄秀雄が水道鉄管に関連する不正疑惑のため収監される。
翌年には輔子が病没
この年再び女学校を辞職する。

若いうちに人生が急展開しますね・・・
様々な不幸が一気に舞い降りて来ます、苦しい時でしょうね。

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島崎こま子の生い立ちとその子供


島崎こま子
誕生 1893年
死没 1979年6月29日
高等小学校4年まで長野県吾妻村で暮らし、その後上京し三輪田高等女学校の3年に編入する。
卒業後に妻を亡くした藤村の家に住み込んだ。
最初は姉ひさと一緒だったが、姉は結婚して家を出た。

高等小学校は今の中学校のようなもので4年で卒業します。
一年ダブっていたようなので、卒業時は15歳になる年齢ですね。

1912年半ば(こま子19歳の時)藤村との子を妊娠する。
この時藤村は40歳です。

1913年4月 藤村はパリに留学。

1913年8月 こま子は藤村との子を出産するも養子に出された。
この養子は1923年の関東大震災で行方不明となる。

島崎藤村、勝手すぎませんか?!
妊娠させたことがわかって半年くらいすると、留学に行ってしまいます。

こま子さんは子供の行方が分からないとなって、どんなに悲しんだことでしょうね。

1916年 藤村が帰国し、関係が再燃。
「二人していとも静かに燃え居れば世のものみなはなべて眼を過ぐ」はその時のこま子の歌です。

1918年 藤村が『新生』を発表し、この関係を清算しようとした。

1918年7月こま子は家族会の決定により、台湾の伯父秀雄(藤村の長兄)のもとに身を寄せることとなる。
それ以来、藤村とは疎遠となる。

なんだか辛い話ですね。

しかし、26歳くらいからとても活動家として生きていきますが
44歳頃に病気で入院することになりますが、入院中のエピソードがあります。

その頃すでにこま子との関係を綴った小説『新生』が世に出されています。
この小説を受けて第三者が雑誌に「島崎藤村はこま子さんに償いをするべきだ」と書きます。

病院に島崎藤村のその頃の妻が来て、50円(今の価値で15万円くらい)を
守衛室に渡していくのです。

ううん。。。

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『新生』について

たけさん(@takechan86)がシェアした投稿


『新生』は島崎藤村とこま子との関係をモデルに書いた小説です。

小説家には全く自分の体験していないことを書く人と、
自分の体験から書く人とがいるといいますが
島崎藤村は後者なのでしょうね。

芥川龍之介は『「新生」の主人公ほど老獪な偽善者に出会ったことはなかった』と非難しました。

これに対し、藤村は芥川が亡くなった後
「あの作の主人公がそんな風に芥川君の眼に映ったかと思った」
「私があの『新生』で書こうとしたことも、その自分の意図も、芥川君には読んでもらえなかったろう」
とコメントしています。

こうやってスキャンダルに首を突っ込みますが、他人を理解するのはとても難しいのですね。

さて、『新生』は青空文庫で読めるのでぜひいかがでしょうか。

青空文庫『新生』今すぐ読めるHTML版
  

いかがでしたでしょうか。

こうやって生い立ちを知ると逆にその人の小説を読みたくなりますよね。
だから自分の体験を小説にするタイプの小説が好きです!

「うーんわかる」と読んで思いますが、わかってないんだろうな〜笑

それでは今日はこのへんで。

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